孫家のなかの、 策 ■【捏造SS】 [小説]
あいかわらず、無駄に妄想脳が活性化している俺設定SSです。
もうなんか、常にこんな事考えてて、そんな脳で大丈夫か?
というわけで、三国伝で無駄妄想。駄目な人はスルーの方向で。
--------------------------------------------------------
「孫家のなかの、 策」 ■【捏造SS】
「袁術までもうらぎるかぁあー!」
「うぎゃああぁああ!!」
早くあの江東の地で、父の願い通り国を治めるのだ。
孫策は孫家の男の中では誰にも似てはいなかった。
内面にしても、一度火が点くと手が付けられぬほどに激昂する父や弟とも、やはり似ていなかった。
孫堅は何も言わなかったが、その違和感は孫策のなかに黒々と横たわっていた。
だからこそ、父が安心して孫一族を任せてもらえるように、必死で父に応えてきた。
いや、必死と言うのは言い過ぎかも知れない。孫家のような細身でしなやかな体格ではなく、もっと戦いに向き腕力に優れた体格だったために、苦しむこともなく存分に力を振うことができた。
少なくとも、この長沙で孫策に力で敵う者はいなかった。確かに、父や弟のように激して能力を超えた力を出すことはなかったが、その恵まれた体格のせいで必要が無かったのも幸いだった。
自分が孫家の中で異質であることは、初陣を迎える頃には、もはやぬぐい去れるものでは無くなっていた。
孫策率いる小隊のみで、秣陵近くの街を悩ませた山賊共の砦を陥落させた。
軍師として随行した周瑜の働きもあったが、陽動で引き寄せつつ、砦をゆさぶり攻め落とした所までは、将としての見事な采配は確かに喝采せしむるものだった。
しかしその後の制圧振りは鬼神のごときで、山賊をして悪夢とまで言わしめた。
腕自慢の山賊共をすべて叩き伏せ、兵を一人も死なせることのない大勝利だったのだ。
孫策とまともにまみえて、二合と保つ者はいなかった。
この違和感が拭えぬまま、孫堅は呂布の手にかかって死んだ。
もし、自分が間に合って呂布と戦い、勝っていたら父はどう思うであろうか。呂布の暴風激烈斬は劉備たち幽州義勇軍、覇将軍と呼ばれた曹操すらまともに食らえば、ただではすまされないものだった。それを受け止められると、そう思ったのだ。
自分は一体何者なのか。
呂布との戦いを、父の前でするのは、本当に、怖かったのだ。
あのとき倒せなかった紀霊が、こんなにも簡単に肉塊になったのが、なによりもその証拠なのだ。
-----------------------------------------------
GP02が、GP01にもGP03にも似てないのは、設計者がジオニック技術畑だからとか、激昂しないのはコウじゃなくてガトーだからとか、無駄にリアル設定が混ざっているから、こんなカオスになる。
ソロモンの悪夢が使いたかった厨二領域が俺の脳にもあるのだ。<常に活性
あと、紀霊さんを倒した後、妙に放心したみたいになってるのに、厨二領域が反応しました。いや、だって、まだ袁術も呂布も倒してないのに、敵のただ中で放心するのはまるで自殺行為だし。
あの表現、スタッフはいったいナニを伝えたかったのか…わからん。
呂布との真っ向勝負で今回、張遼さんも膝をついて動けなかったので、呂布に次ぐ最強は、やはり策兄だったかとぶるぶるしてます。
そそ様も強そうですが、馬に乗ってたり、必殺技のぶつけ合いだったりで受けながしてて、イマイチわかんないんですよね。
共通テーマ:アニメ
コメント 0